歴船川からの招待状(広尾郡大樹町)

暑さがひと段落し、欲しいと思っていた雨が降った。曇天、笹濁り、活性の高い水温の3条件がそろった絶好のコンデション。普段はどこにいるのか分からない良型のニジマスが、

瀬につきだす時期で、ヒットした瞬間に大ジャンプを繰り返す強烈な引きは、一度経験すると、病的な記憶となる。このメインは遡上型ニジマス。欧米ではスチールヘッドと呼ばれ、カナダやカムチャッカではメーター級のものがいるらしい。さすがにそんなものはいないが、8月後半~10月初旬に50~60cm級のものがポツポツ釣れる。グリーンバックが薄めのタイプと文字通り黒いバックのタイプがおり、どちらもニジマス独特のサイドラインが薄い。この歴船川は別名「暴れ川」といわれ、中下流域では数年ごとに川筋が変わる。水深も浅めで流れは思うより速い。ミノーをうまく操ってヒットまで持ち込む技量とヒットからランディングまでの操作がかみ合ってはじめて釣果としてあらわれる。どちらが欠けても「また、来年!」とあしらわれることが多い。いよいよラスト1ヶ月。数が釣れる河川はほかにたくさんあるが、ド級のパフォーマンスを味わいたい腕自慢には挑戦意欲がかきたてられる川である。

中流0

中流域では良型の釣果が期待できる

中流1

過去に60オーバーが幾度も出た

下流1

河口から4kmの下流域 たまにびっくりすることがある

下流2

河口から2kmの下流域 たまにクマに出会いびっくりすることがある

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台風がもたらした増水が良型の釣果につながる (Sep/19)

先日の台風で十勝管内の河川は何処も濁流が押し寄せた。地元の河川はまだ釣りができる状態まで回復しておらず、とっておきの十勝川支流S川に出向いた。この川は上流部に大きな規模のダムがあり、水量管理がされている為、比較的濁りが入りにくい。車で入りやすい川で地元のアングラーも多い。しかし、降雨の後や人があまり入らない場所を選ぶと結構な釣果が期待できる。まずは数が釣れる、とっておきの場所からスタートする。やはり水量は多めで、やや濁りが入っているが、ルアーフィッシングにはもってこいのコンデション。さっそく20cm程度のアベレージクラスがヒット。すこしずつ釣り下がり、結局ひとつのエリアで、同サイズが5尾釣れた。さらに、約300mのブッシュを抜け下流に良型が出る場所まで移動した。アップクロスにキャストして笹色の下に隠れていそうな場所を丹念にミノーを流す。ルアーがうっすら確認できたところでヒット。30cmクラスの元気なニジマスが出てきた。「まだ、いるだろう」と繰り返すと、やや強めのヒット。下流に向かってジャンプを数回繰り返した後、あがってきたのは37cmのきれいなニジマスだった。その後、アベレークラスを数尾釣り、釣果は二桁になった。時計を見ると開始から90分経過している。そして以前、良型が釣れたプールになっている場所に移動。キャストしてすぐにアベレージクラスが釣れた。良型がついていそうなのでアップクロスで沈ませながら、アクションすると「ガツッ」と強いヒット。流れの速い浅めの瀬を下流に向かって走り出した。なんとかこちらを向かせ、うまくランディングできた。やや体高があるニジマスで今日一番の49cmのサイズが釣れた。合計12尾となり、台風がもたらした増水に感謝して終了した。地元の河川で出てくるド級のパワーははっきりいってないが、約3時間の釣行でこれだけの釣果は捨てがたいと思った。

笹色のグッドコンデション

笹色の下から出てきたきれいなニジマス 37cm

今日一番の良型ニジマス 49cm

対面の樹木下についていた

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絶好のシーズンスタート!(Aug/21)

48cm まあまあでした。

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そろそろかなぁ~

お盆休みは降雨で何処も川は濁流状態、暑さも加わりお休みしました。お盆も過ぎ、諸事をすませてPMより歴船川(大樹町カムイコタン付近)まで出かけました。川相はちょっと派手な色で対応できそうな…。この時期(8月末~10月初旬)になると不思議に大きめのニジマスが出てくるんだなぁこれが。それも流れが速めの瀬にいる。針がかりした瞬間に強烈なランとジャンプする間、ロッドを水の中に下げて只管耐える。あわせの角度も非常に大事で、速い瀬でアップクロスから流れに乗せながら引いている時は、ヒットした瞬間に下流側にあわせる。プラグがターンしてからは上流側にあわせる。当たり前のことだけど、一瞬に適応しないと魚が乗らないか最初のジャンプでたいがいフックアウト。シングルフックは難しいのです。さて、きょうはどうかなぁ。

カムイコタンの上流側橋の先に落ち込んだ深みがあり、渦巻いて逆流しているところからスタート。ファーストキャストで逆流部からチビニジがヒット。すこし粘って探るも、音沙汰なし。橋下の深みに向かって釣り下がる。瀬が開きかけた場所から、引き状態で追っかけてきてヒット。ジリジリと糸が引き出されるが、近くまで直ぐに寄ってきた。姿がキラット見え出したころからジャンプ、ランとちょっと手こずったがランディング成功。41cmのやや細身なやつ。中流から下流域で出てくるド級のパワーこそなかったが、ちょっとうれしいシーズンを予感させる今日の釣果だった。

カムイコタン橋下

カムイコタン橋下

41cm

41cm

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十勝川支流S川上流ニジマス45cm

その他釣果10尾。放流物が多いだけにチョピリファイトに不満…

45cmのニジマス

45cmのニジマス

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