暑さがひと段落し、欲しいと思っていた雨が降った。茶褐色から笹色に濁りがとれてきたので、地元の歴船川中流へ行く。曇天、笹濁り、活性の高い水温の3条件がそろった絶好のコンデション。開始してすぐに、水深のあるテトラ周りから、小型のニジがヒット。活性の高さが伺える予感がした。対岸に林がある瀬を丹念にミノーを流し込む。「ゴン」とミノーにヒットした大物の感触がロッドに伝わる。空かさずロッドをあわせると、下流に向かって走る。「ニジじゃない?」ロッドから伝わるやり取りが、まるで春先の御法度マスに似ている。しばらくのやり取りの後、引き上げてみると背ッパリライオンマスだった。こいつも御法度なのでそそくさとリリース。ライン、ミノーをチェックした後、再開。すぐ下流域から「グン」とまた大物の感触。先ほどの感覚に似てるので、「またか!」と思ったが、途中からニジ独特の瞬発力のある引き。「おおっ!」と慎重にランディング。引き上げるとやや体高のある「48cm」。海からの遡上なのか、古い鱗が少しのこっていた。普段は小型が多いこの川も、春先と初秋に中型~大型のニジが釣れる。特に初秋のシーズンは活性の高さも伴って宙に舞う大型ニジに出会うチャンスが高くなる。今回はそれではなかったものの、初秋の絶好シーズンが始まった。
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